その他
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Q普通郵便、特定記録郵便、簡易書留郵便の違い
A
普通郵便とは、一番基本となる郵便のことです。ポスト投函または郵便窓口に差し出すことの出来る、速達や書留といった特殊取扱料金のオプションを付けていない郵便のことを指します。定形の郵便であれば、切手84円分から郵送できます。普通郵便は、発送の記録が残らず誤配送、亡失及び落失などの郵便事故が発生した場合の補償はありません。また、令和3年10月以降から土曜日、日曜及び休日の配達が休止となり、従前より配達日数がかかるようになりました。急ぎの人は土曜日、日曜及び休日も配達してもらえる、速達、ゆうパック及びレターパック等の送付方法を利用しましょう。
次に、特定記録郵便についてです。普通郵便料金にプラスして160円分の切手を貼付または窓口で代金を支払います。ポストに投函は出来ないので、窓口に差し出します。特定記録郵便は普通郵便とは違い、発送記録が残り配達状況の追跡サービスが利用できるので、配達状況を調べることが出来ます。そのため、窓口に郵便を差し出す際一緒に「書留・特定記録郵便物等差出票」という専用の2枚複写の用紙が必要です。これは、郵便局に置いてあるので、発送者の住所・氏名、受取人の氏名を記入し、用紙の特定記録郵便の箇所を〇で囲みます。窓口に差し出したら、差出票の控えに問い合わせ番号が記載されているので、インターネットの追跡サービスを利用して問い合わせ番号を入力すると、配達状況を確認することが出来ます。特定記録郵便も普通郵便と同様に、土曜日、日曜日及び休日の配達はされないので、急ぎであれば速達料金をプラスし窓口に差し出しましょう。また、郵便事故の補償はなく、配達後はポストに投函されます。
簡易書留郵便も特定記録郵便と似ている部分がありますが、一番違うのは簡易書留郵便には最大5万円までの補償制度が付いているところです。そして、手渡しでの配達となります。普通郵便料金にプラスして350円分の切手を貼付または窓口での支払いが必要です。特定記録郵便と同様で、「書留・特定記録郵便物等差出票」と一緒に窓口で簡易書留郵便を差し出すので、問い合わせ番号での追跡サービスの利用で配達状況の確認も出来ます。さらに土曜日、日曜日及び休日にも配達してもらえるので、大切な書類や物品を送付するにはお勧めの発送方法です。
※本記事は、令和6年4月1日時点での制度・料金を前提としております。具体的な料金等は郵便局等にてご確認ください。